引き戸も鍵穴式の錠が一般的

引き戸というのは、開き戸とは違って、横にスライドさせて開くタイプの扉です。

この引き戸にも、大きく分けて二つのタイプのものがあり、たいていの場合のふすまのように、二枚で一組になっていているものもあれば、一枚だけであるものもあります。

この引き戸の代表的なものとしては、雨戸や電車のドアといったものでしょう。

また、自動ドアはたいていがこのタイプのもので、電車のドアやエレベーターのドアなどは、その代表例と言えます。

引き戸の中でも、建物の入り口となっているようなものには、錠が設けられていて、鍵で開閉されるようになっています。

その代表的なものが、倉庫の入り口に設けられている大きな引き戸でしょうが、このような大きな引き戸の錠には、通常の鍵穴式の錠もありますが、南京錠というタイプのものもあります。

倉庫の扉のような大きなものの場合には、たいていは二枚で一組のものになっていて、それぞれを左右にスライドさせて開く、というようになっているものが一般的でしょう。

引き戸の場合、その錠は、二枚一組のものであればその二枚を固定させるようにしてあり、一枚ものであれば、扉とその枠組部分の壁とを固定させる、というものになっているわけです。